氷見市にある食と体験の融合「氷見市漁業文化交流センター」をご存じでしょうか?
目の前に迫る海の絶景を楽しみながら産地の食材を堪能したり、オリジナルの小物を作成して思い出を作ったりと、氷見にまつわる体験ができるスポットがたくさんあります。
大きな看板が目印となっていて、道路からのアクセスも便利。
この記事は
・獲れたての海の幸を堪能したい人
・氷見で体験型の施設を探している人
にオススメの内容となっています。
海に近い氷見市ならではの体験スポットが豊富にそろった氷見市文化交流センターをぜひ訪れてみてください!
食と遊びの体験!「氷見市漁業文化交流センター」とは
氷見市漁業文化交流センターは氷見漁港に隣接する大型の施設。
ひみの海探検館と岸壁食堂・岸壁市場の複数のブースからなる建物となっています。
施設内には、
・獲れたての海産物を堪能できる飲食スペース
・お土産や氷見ならではのグッズなどを扱うショップ
令和2年にリニューアルされた施設内は広く綺麗に整備されて、AR(拡張現実)を体験しながら学べるスポットとなっています。
外の景色も最高!氷見市漁業文化交流センターから見えるのは?
駐車場は広く、大型の観光バスにも対応可能となっています。
車を走らせているとグレーの目立つ建物が見えてくるのでわかりやすいです。
駐車場からは実際に運行している船が見えます。
堤防に仕切られているので波が穏やかに感じます。
氷見沖クルージングの乗り場が近くにあります。
運行の可否は駐車場の入口に立て看板にて記載してあります。
開放感がある港をいつでも体感できる!
通常、一般の観光客が漁港に立ち入ったり朝市や競りを見学するためには、決められた日時に現地に集合する必要があります。
氷見市漁業文化交流センターでは巨大プロジェクターで漁の様子を映し出したり、そのまま漁船が展示されていたり、漁業を間近で感じられる空間となっています。
窓からの採光はあるものの明るすぎず室内は落ち着いた印象で、漁港の大型倉庫に足を踏み入れたような不思議な感覚。
明かりも漁船で使用されているようなぼんやりとした電球で、細部までこだわりが感じられます。
9時~17時(入館は16時半)まで自由に入館することができるので、日中に漁港の雰囲気を楽しみたい!という人にはオススメの場所となっています。
のんびり休憩もできる「ひみの海探検館」
氷見市漁業文化交流センター内にあるひみの海探検館は展示見学、体験、映像鑑賞など多数のアトラクションによって構成されています。
ひみの漁業
実際に使用されていた漁船や漁具を展示してあるスペース。
ガラスケースなどの仕切りが無いので細部までじっくり見る事ができます。
触れてはいけない物もあるので、注意書きを参考にしながら見学します。
ひみの食文化
宴席で使用されるような豪華な食器類や歴史資料を展示してあります。
図鑑や教科書などで見たような塗り物の食器類。
同じ物が並んでいるのでブースがたとえ混んでいてもゆっくりと見学できます。
郷土料理の写真も展示してあります。
県内に住んでいて日ごろから食べているメニューが郷土料理だと気づく人もいるかも?!
観光に訪れる人はここで見た写真を参考に、食探しの旅に出かけてみるのもオススメです。
ハンズオンひみ
体験型の施設で、小さい子どもから大人まで自由にゲーム形式で参加・体験可能となっています。
・魚さかな 推理チャレンジ!
・ひみ寒ぶり 解体ショウ!
・ひみディスカバリー TV
の4つのアトラクションがあります。
ディスプレイは触ることもできるので、記念撮影を撮っても楽しめるスポット。
リアルな見た目で他にはない体験ができる上、思い出に残る一枚になります。
足元にも装飾が。
乗船が可能な船の展示もあり、船に乗る機会のない人にとって特別な体験ができます。
珍しい畳のベンチ。
室内を見渡せる位置に設置してあり、一度腰掛けたらずっと休憩して居たくなるくらいに落ち着きます。
氷見の寒ぶりの旬は12月~1月ごろ。
箱からあふれるほどの寒ぶりの模型は迫力があります。
大漁旗を背景に写真撮影ができるチャンスはなかなかないので、氷見市漁業文化交流センターに来たらぜひ撮りたい一枚。
とても広いひみの海探検館ですが、各ブースへの順路などはありません。
好きなように行き来できるので見逃した場所へ戻ることも、高い天井を見上げながらぼーっと過ごすことも自由にできます。
猛暑の夏でもひんやりと涼しい室内で、映像とともに波の音も聞こえて癒される空間となっています。
氷見市漁業文化交流センターでオススメの体験スポット3選!
思い思いに過ごせる場所の氷見市漁業文化交流センターですが、特にオススメしたいスポットがあります。
室内は壁が無く、巨大な倉庫にブースが設置されているような感じなので見逃す心配はありませんが、
リニューアルされた部分もあるので参考にご紹介します!
魚に聞く?!ARストリーム
室内の天井にはたくさんの魚のパネルが吊り下げられています。
天井の隅々に張りめぐらされている網は、本物の越中式定置網。
定置網の中に獲れた魚が泳いでいる様子を再現した展示物となっています。
室内に設置されたポスターのQRコードを読み取り、取得したアプリを使って「ひみお魚AR図鑑」を見る事ができます。
魚のパネルについているマークを読み取るだけの簡単操作。
読み取ると魚の自己紹介が見られます。
パネルを見て魚の名前が言えるか試したり、ちょっとだけ魚に詳しくなれるほか、学生であれば自由研究などにも使えるアトラクションとなっています。
440インチの大迫力!VRシアター
博物館にあるような大型のプロジェクターが設置されています。
上映時間の区切りが無いので、椅子が空いていれば自由に鑑賞することができる上、好きなところで切り上げて退場もできる気軽さ。
客席を囲むように四画面で構成されています。
・氷見の漁師体験
の2つを上映していて、奥行がある臨場感あふれる映像となっています。
船上で実際に撮影された漁の様子は専門の仕事をしていないと見られない貴重な景色。
海中や上空の映像を交えながら、非日常的の映像を見る事ができます。
岸壁食堂・岸壁市場
建物の左側には岸壁食堂、岸壁市場があります。
岸壁食堂はセルフサービスとなっています。
カウンターで注文をすると渡されるベルを持ち、席を確保します。
席数は充分にあり、窓が大きくブース内は明るい印象です。
棚もケースをくみ上げてあったり、漁港近くの定食屋を連想するつくりになっています。
岸壁市場では、総菜、加工食品、鮮魚、お土産品、飲み物が各種販売されています。
珍しいお酒の取り扱いもあり、旬の魚とセットで購入すれば自宅で極上の晩酌ができそうなラインナップ。
鮮魚を購入すると追加料金で捌いてもらうこともできるようです。
これだけは絶対に持って行って!あると便利な物3つ
観光地として有名な氷見市ですが、県内に住んでいてもおでかけスポットとしてオススメの氷見市漁業文化交流センター。
整備された室内で過ごしやすいのはもちろんですが、さらに持っていくと便利に感じる物をご紹介します。
保冷バッグ
岸壁市場では町の魚屋さんのように新鮮な魚介類の取り扱いがされています。
店内には発砲スチロールの中に保冷用の氷が設置してあります。
氷を入れる透明な袋と氷は無料で提供されていますが、商品を入れるナイロンの袋は5円で販売されています。(2023年8月現在)
ナイロンの袋はワンサイズ。
丁度、コンビニのお弁当が入るくらいの丈の低い形。
氷とトレーやパックを同時に入れるといっぱいになります。
お刺身はもちろん、珍しい加工食品やお酒のおつまみになりそうな物がたくさんあって、自分へのご褒美や家族へのお土産に買っていきたくなるはず!
冷蔵品を購入したい人は保冷バッグを持参するのがオススメ。
お手拭き
ハンズオンひみで遊んだり、ワークショップに参加したりとたくさんの体験展示がある氷見市漁業文化交流センター。
建物の中央付近にお手洗いはありますが、広い場内を行き来するのは大変。
飲食スペースの利用はセルフサービスとなっているので、机を軽く拭くなどお手拭きがあると便利に過ごせます。
ハンドメイドが体験できるワークショップも不定期で開催されているので、参加の前後に活用できます。
スマホ・タブレット
施設内ではARストリームやARショットを撮影することができます。
スマホやタブレット端末でしか体験できないサービスがあるため、充電器と共に持ってぜひ出かけてください。
施設内の展示物は写真撮影が許可されているとのこと。
展望テラスからは海の景色が一望でき、「海を見ながら地元の食を堪能したい」気持ちを叶えてくれるスポット。
食事スペースは自然光で明るいので、どの席でも映える写真が撮れます。
キラキラのお刺身や自分で手作りできるソフトクリームなど写真を撮る機会がたくさんあります。
遊びと休憩の両方が叶う場所「氷見市漁業文化交流センター」
全体的に博物館のような落ち着いた雰囲気で、のどかな時間の漁港にいるような印象があります。
市内には氷見の魚介類を味わえるお店がたくさんありますが、食事と買い物、体験施設が一つになった場所はそれほど多くはありません。
おでかけスポットとしての魅力もありつつ、眺めやアクセスも考慮された氷見市漁業文化交流センターはどんな人にもオススメの場所。
氷見の散策をするならぜひ一度立ち寄ってみてください!
基本情報 | 氷見市漁業文化交流センター |
住所 | 〒935-0011 氷見市中央町7番1号 |
電話番号 | 0766-74-8018 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は翌日) |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 有り(無料) |
※最新情報については公式ホームページをご参照ください。
コメント