イベント期間中の砺波チューリップ公園内ではたくさんの来園者に合わせて、チューリップをはじめとするたくさんの花々が咲き誇ります。
イベント期間中は華やかな装飾によって誰でも手軽に、綺麗で圧倒されるような絶景を写真に収める事ができます。
イベントで注目されがちな砺波チューリップ公園ですが、実は期間中以外にも魅力のある絶景に出会うことができます。
この記事は
・イベント期間以外で砺波チューリップ公園を楽しみたい人
・砺波市で有名な場所を訪れたい人
にオススメの内容となっています。
夏の時期はふわふわのコキアが幻想的な景色をぜひ楽しんで見て!
砺波チューリップ公園内にある名物スポット
砺波チューリップ公園内を散策するときに、ぜひ見ておきたいオブジェや景色があります。
チューリップにまつわるものから砺波市に関連するものまで、なんとなく見るだけではもったいない!
立山連峰が見えにくい季節の散策も楽しめるのでご参考にどうぞ。
異国の情緒を感じる「ヤロバの泉」
北門を入る前に設置されている「ヤロバの泉」。
砺波市の姉妹友好都市であるヤロバ市から名付けられています。
平成元年にチューリップの原産地であるトルコ共和国と姉妹都市として締結されました。
装飾にはトルコ共和国の「キュタフヤ陶器」が使用されています。
草花の緻密な柄は手書きで仕上げられていて、伝統の技術を見る事ができます。
チューリップスカイウォークから見えるコキアの大花壇
チューリップタワーに向かって伸びる通路の「チューリップスカイウォーク」。
足元のガラス壁が淡く透けているので、チューリップタワーの印象が際立ちます。
振り向くとコキアの大花壇が一望でき、記号が浮かび上がる工夫がされています。
チューリップスカイウォークは広々としたスロープ状になっていて、チューリップタワーより低いながらも気軽に楽しむことができる施設となっています。
奥に見えるのがチューリップスカイウォーク。
コキアは季節の移り変わりとともに、ふっくらとした印象になっていきます。
幸せになれそうな「チューリップベル」
北門付近に設置してあります。
実際にベルを鳴らすことができる体験型の施設ですが、使用停止中の張り紙がありました。
赤いチューリップの花ことばは「真実の愛」ということで、ベルの装飾になっている赤いチューリップによって幸せの花が咲きそうなスポット。
映え写真が撮れる!砺波チューリップ公園オススメスポットとポイント4つ
砺波チューリップ公園のメインイベントでもある「となみチューリップフェア」では、園内の噴水が稼働したり大花壇が整備されたりと、たくさんの撮影スポットが用意されます。
色鮮やかなチューリップの花々と壮大な景色は、写真に詳しくなくても簡単に綺麗な写真を撮ることができます。
イベント期間以外には綺麗な写真を撮ることができないのかと疑問に思うかもしれませんが、 いくつかのポイントを抑えればイベントの期間以外にも砺波チューリップ公園らしい写真を撮ることができます。
秘密のチューリップタワー
砺波チューリップ公園のメインともいえるシンボル「チューリップタワー」。
北門を入って正面から見るチューリップタワー。
赤、白、黄色の三色のチューリップが空に向かって咲いています。
こちらはひょうたん池を挟んでチューリップタワー方向に撮った写真。
計6本のチューリップのオブジェを写真に撮ることができます。
水面に反転したチューリップタワーは天気が良く、風のない日であれば綺麗に写真に撮ることができます。
五連揚水水車
東門近くに設置されている「五連揚水水車」。
日本最大級の水車で、常時稼働している様子を観覧することができます。
下流側から五連揚水水車を撮ると、奥行のある写真に。
川が秘めている小さな力で、大きな水車を回す迫力を感じられる写真を撮りたい人にオススメのスポットです。
砺波チューリップ公園内にある日本の原風景
奥に見えるのは「旧中島家」。
チューリップフェアの際には解放されて中を見学することができます。
その旧中嶋家を背景に、細く流れる川を撮影。
絶えず流れる水と、ひっそり佇む屋敷から静と動を感じられる写真が撮れるはず。
どこまでも続く並木道
園内には遊具が設置してある場所が2か所あります。
その一つである芝生広場付近にあるのが並木道。
夏の時期は葉が生い茂っていますが、落ち葉もたくさんあって幻想的な雰囲気になります。
先が見えないくらいに長く続く並木道は撮るだけでなく、歩いても楽しめるスポット。
砺波チューリップ公園内を歩く時の注意点
園内の中央付近には大きいひょうたん池のほかに河川があったり、危険な場所もいくつかあります。
イベント中は来場者に配慮して順路がわかりやすいので安心ですが、イベント期間以外は自由に散策できるスポットなのである程度注意が必要です。
逆走に注意
ひょうたん池の中ほどには飛び石が設置されています。
それほど大きくない飛び石の表面なので、すれ違いの際に転落の危険があります。
ひょうたん池を横断できる場所で、池に沿って回り道をせずに最短を行きたい場合には便利な飛び石。
入口と出口の看板が記載されているため、逆走しないように注意が必要です。
ひょうたん池に柵が無い
鯉が生息するひょうたん池。
鯉の様子を見ようと池に近づきすぎると、誤って転落する可能性があります。
鯉以外にも、野鳥が水辺を訪れるスポットでもあるため、観察に夢中になって怪我をしないように注意。
川の流れが激しい場所がある
東門から北門方向へ川が走っています。
大きな川が多い富山県の中ではコンパクトな川ですが、そのぶん流れが非常に早くなっている箇所があります。
高さもあるので物を落としてしまうと取り戻すのは難しいため注意が必要です。
養生中の場所がある
舗装された道以外にも芝生の場所がたくさんある砺波チューリップ公園。
小さく養生中の看板がある場所もあるため、気づかないうちに立ち入ってしまう可能性もあります。
木が植わっている箇所では木の幹が地表に出ているものもあるため、決められたルールに沿って散策すると安心です。
歩き疲れたら休憩できる場所はある?
園内にはたくさんの休憩スポットが用意されています。
売店や自販機は設置されていないため、持参する必要があります。
北門の付近にある緑色のベンチ。
チューリップの茎を模しているかわいらしい見ためのベンチです。
チューリップタワーが良く見える位置にあるので、園内を一周回った後に休憩するのもオススメ。
南門に向けて歩いていくと、コキアの大花壇が見えます。
夏の間は屋根のないベンチは太陽の熱で座面が熱くなるので、厚めのシートやタオルを敷いて座ると安全です。
こちらは日射を避たり雨宿りができる対面ベンチ。
広々として圧迫感が無くオススメ。
園内には屋根付き対面タイプのベンチが5か所あります。
水車の川べりを歩いていくと見えてくるベンチ。
川の音が聞こえて、他の場所よりも涼しく雰囲気抜群。
川は流れが速く虫もいないので休憩中でも快適です。
川の反対側は水車小屋があります。
こちらは木が多く小さな蜂が飛んでいることがありました。
草の丈が深い場所もあるため、通行したり休憩中は注意が必要です。
水車の下流は水流が穏やか。
駐車場から近い場所にあるこのベンチは、砺波チューリップ公園の奥まで行かなくても座れる便利な場所にあります。
川沿いにあるベンチはチューリップタワーに背を向けて座るイメージのものもあります。
足元は石畳でヒールがはまるほど深い場所はありませんが、若干不安定な場所もあるので歩きやすい靴がオススメ。
ひょうたん池のほとりにあるこちらのベンチからはチューリップタワーが良く見えるベストポジション。
多く人が散策コースとしてひょうたん池の周りを訪れるので、ベンチの付近を人が頻繁に通ります。
ひょうたん池を囲むように設置されたベンチはたくさんあるので、人の往来が気にならない人向けのベンチです。
木陰になっている場所はあまりないので、日傘があると便利。
気分や環境で使い分けできて混んでいても座れるほどたくさんあるので、散策していて疲れた時などのご参考に。
トイレは広くて綺麗!待ち合わせも出来て便利
園内には、北門、南門、東門、芝生広場の4か所にトイレが設置されています。
駐車場から一番近い場所にある北門のトイレ。
ひらけた場所にあり視認性が高く使いやすいのがメリット。
正面にはチューリップタワーがあり、同行者を待っている間も景色を楽しめます。
芝生広場に併設しているトイレは、通路に屋根がついています。
園内ではおなじみのチューリップの茎を模したベンチが広く設置されています。
トイレまでこだわった細やかなデザインは砺波チューリップ公園ならではです。
砺波チューリップ公園は映え撮影スポットの宝庫
チューリップフェアや各種イベントで注目されることが多い砺波チューリップ公園。
チューリップが咲く期間以外も綺麗な草花が咲いていて自然を満喫できるスポットです。
何気なく通り過ぎる景色も少し立ち止まって見ていると絶景に見えてくるはず。
立山連峰が曇って見えない時期でも砺波チューリップ公園で富山らしさのある写真をぜひ撮ってみてください。
基本情報 | 砺波チューリップ公園 |
住所 | 〒939-1382 砺波市花園町1-32 |
電話番号 | 0763-33-7716 |
営業時間・定休日 | 無し |
入場料 | 無料(となみチューリップフェア開催期間を除く) |
駐車場 | 有り(無料)(となみチューリップフェア開催期間を除く) |
備考 |
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